「志望動機」が大事!柔道整復師の就職活動を成功させるコツ☆

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柔道整復師の就職活動は事前準備が大切です

就職活動の準備は進んでいますか?「就職に向けてそろそろ動き出さないといけない…けど、具体的に何をすればいいか分からない!」という方も多いのではないでしょうか?はじめての就職活動は心配になりますよね?中には、「まだ試験勉強に手一杯だから、終わってから考える!」という方もいるかもしれません。

しかし、ここ数年の間に、企業や治療院の就職活動の時期は早まっています!柔道整復師を目指している皆さんが、いざ就職活動を始めようと思ったときには就職先がないという人も、毎年一定数いるのが現実です。また、良い条件の企業から先に埋まっていくので、スタートが遅くなればなるほど選択肢が狭まってしまいます。

柔道整復師は、近年ますます人気が高まっている職種です。それに伴い整骨院の数が年々増え、単純に考えると就職先が増えているように思いますが、同時にライバルも増えているということです。そんな中で勝ち残っていくためには、周到な事前準備が必勝ポイントになります。具体的にどんなことが必要なのか、何をすればいいのか、詳しく見ていきましょう。

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身だしなみはバッチリですか? 見た目も就職活動では大切です

まずどの業種にも共通して言えることですが、第一印象はとても大切です。柔道整復師はスーツを着ない職種ではありますが、髪型や身だしなみ、短い爪など、清潔感がとても重要になります。特に学生の皆さんはスーツを着る機会がありませんが、しっかりと面接用のスーツを就職活動の為に準備しておきましょう。

柔道整復師として働くには、整骨院、病院の整形外科、デイサービスやスポーツジムなど様々な働き口がありますが、これらに共通しているのはお客様と長期的に関わる“接客業”だということです。デイサービスであれば高齢者の方が顧客の中心となりますが、整骨院や病院には、老若男女が訪れます。そんな中で髪色やピアスが派手すぎると、人によっては偏見を持たれていたり、あまり心を許してくれないこともあります。やはり髪の色も茶髪ではなく黒く染める事をお勧めします。個性を狙うよりもまずは失敗しない服装や髪色が大切です。幅広い世代の方と関わるからこそ、髪型や服装などは常に清潔に保っておく必要があります。

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自己分析は出来ていますか? 自分の強み、弱みを言語化しましょう

就職するにあたって、“将来どんな職場で、どんな風に働きたいのか”を知っておくことは不可欠です。先述した通り、柔道整復師と一口にいっても、整骨院、病院の整形外科、デイサービスやスポーツジムなど様々な働き口があります。どんな柔道整復師になりたいのか次第では、入職すべき施設形態も変わってきます。

例えば、「自身が怪我をした時に整骨院の先生にお世話になって、柔道整復師を志した。自分も将来、体にお悩みを持った患者さん一人一人と向き合って、ベストな施術を施していきたい」という思いを抱えている方は、整骨院に就職すると一番理想に近い働き方ができるでしょう。

はたまた、「柔道整復師として活躍したいけど、お給料も妥協できない。十分な給与をもらいながら、完全週休二日制でプライベートも充実させたい」と考えている方は、残業が少なく、比較的休みが取りやすく、給与制度や手当が充実しているデイサービスでのお仕事が理想のライフスタイルに合いそうです。

また、就職時から「いつかは起業して自分の城を持ちたい!」という野望を持っている方は、病院で一度就職しておくと勉強になることが多いでしょう。病院では、様々な症例やお医者様の見解、カルテなどを間近で見て勉強することができ、自分が整骨院を開業した際に「この症状は整骨院では見られないから、病院を勧めよう」など、ベストな判断を下すことに繋がります。そして独立開業を目指している場合は、経営に関する勉強をできる環境や、勉強のための時間を持てる就職先を選ぶ必要があります。

このように、就職活動は未来の事を考えながら、仕事内容はもちろん、送りたいライフスタイルも視野に入れつつ自分の希望を書き出していくことが、就職活動の第一歩になります。各々の就職先ごとの仕事内容やメリット・デメリットなどは他の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

それと同時に、自分自身について深堀しておくことも大切です。特に履歴書に記載が必須で、面接でもよく聞かれるのが“自分の強み・弱み”です。自分の好きなことや得意なこと、昔から続けてきたことなどを書き出して、整理してみましょう。

自分のことは自分で分からないことも多いので、家族や友人に聞いてみるのも一つの手です。一人では思いつきもしなかった長所が見つかるかもしれません。

また、“長所は短所”とよく言いますよね。長所か短所のどちらかが出たら、それを良く/悪く言い換えたものがもう一つの自分の顔ということになります。そのように自分の短所をポジティブにも言い換えられるようにしておくと、面接の際にマイナス面だけでなく、改善点やアピールポイントを話すことができるかもしれません。

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企業のHPをチェック! どんな理念で、どんな人材を求めているかを知る

自己分析と同時に進めたいのが、就職先のピックアップです。自分の大切にしたい条件に叶う会社が見つかったら、その会社のHPを見てみましょう。企業理念や求める人物像など、面接や履歴書のヒントになることが企業HPには盛り込まれています。見るべきポイントは、大きく分けて3つあります。

①「自分が共感できるかどうか」で見る企業理念

まずは企業理念です。企業理念とは、簡単にいうと“その会社がなぜ存在しているのか”を一言で表したもののことです。会社の考え方の軸となるものであり、社員の方向性や、どんな社員を求めているかを読み解くことができます。企業理念に同意できるのであれば、入社後にギャップを感じることも少ないでしょう柔道整復師として自分が何を大事にして働きたいのか、どういうことがモチベーションになるのかが企業と重なるかどうかは、非常に重要な判断材料になります。社風が書いてあるHPは、ぜひそこも自分と合うかどうかチェックしましょう。

②「入社後の仕事のイメージをつける」ための事業内容

次に、事業内容についてのチェックも必須になります。業務内容を知ることで、入社後に自分が働いているイメージが湧きやすいかと思います。面接で業務の具体的な話になった場合、コメントに詰まると企業研究の甘さが見抜かれてしまうので、隅々まで目を通しておく必要があります。また企業によっては、在籍している社員の方へのインタビューや、1日の流れを明記しているところもあります。実際に働いている方のリアルな声は具体的なイメージに繋がるので、ぜひ参考にしましょう。

③「給与は大事」金銭面

そして最後に、金銭面についてです。HP外部の採用情報での記載になるかもしれませんが、給与や福利厚生は必ずチェックしておきたい項目ですよね。学生時代に求人票を見る機会は少ないのでここが一番難しいかもしれません。特に気を付けてチェックするのは、給与の中に住宅手当やみなし残業代が含まれているかどうかはしっかりと確認しておきましょう。みなし残業代が含まれていれば、残業しなくても一定の額がもらえますが、割増賃金の対象外であるため残業代としての割増はありません一見給与が高いように思えても、それは諸々含まれた後の給与である可能性もあるので、よく注意して見ておいてください。また通勤費、住宅手当、慶弔見舞金などの手当も確認しておきましょう。金銭的、精神的に配慮を受けられるかどうかによって、仕事へのモチベーションも変わって来るはずです。

他にも、勤務地や休暇制度など、働くにあたって確認必須な項目は抜け目なくチェックしておきましょう。全国展開している施設であれば転勤する可能性もあります。転勤したい/したくないなど自分自身の意思が固まっているのであれば、大切なチェックポイントとも言えます。

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最重要ポイント!志望動機で履歴書を完璧に仕上げる

そして、第一印象を決める履歴書の準備もしっかりとしておく必要があります。履歴書には、学歴(略歴)、免許(資格)、志望動機、趣味・特技、本人希望職などの記載が必須になります。

学歴(略歴)もそうですが、特に重要視されるのが志望動機です。志望動機といえば、その企業の仕事内容や社風など、魅力に感じた点を記載すればいいと考えている方がいるかもしれませんが、それだけでは不十分です“自分がそこに就職したい理由”と“どこに魅力を感じたか”、“その会社で何ができるか”をセットにして伝えることがポイントになります。これから柔道整復師を目指す学生ではなく、柔道整復師として、社会人として働くのでしっかりと学んだことをアピールする必要があります。

まずはそこに就職したいと思った理由と、就職したあかつきにはどんなことを成し遂げたいかを書き出してみましょう。そして、その企業を研究した中で特に魅力的に感じたところを自分の特技や特徴とつなぎ合わせることが大切になります。“自分なら柔道整復師として、この会社でこんな風に活躍できる”ということを、学生時代の経験や学んだこと、実績を織り交ぜつつ伝えられると良いでしょう。自分のこれまでの経験や強みで活かせることを、志望動機の中でアピールしましょう!

私は柔道整復師として貴院にて働くことを強く希望しています。高校時代に私はスポーツで怪我をして、柔道整復師の先生に治療を受けた経験が、この職業を目指すきっかけとなりました。その時、先生の技術と優しい対応に助けられ、早く回復してまたスポーツを楽しむことができました。この経験から、自分も同じように怪我で苦しむ人々を助けたいと思うようになりました。

さらに、接骨院は地域の人々の健康を支える大切な場所だと思います。患者さん一人ひとりと向き合い、その人に合った治療を提供することで、地域全体の健康に貢献できることに魅力を感じています。私は、患者さんに信頼される柔道整復師になり、地域社会の役に立ちたいと考えています。

また、私は常に新しいことを学び続ける意欲があります。専門学校で学んだ知識や技術を基に、手技を中心としてさらにスキルを磨き続け、より良い治療を提供できるよう努力します。柔道整復師として、患者さんの健康と笑顔を守るために全力を尽くす覚悟です。

志望理由の例文

他にも、“記入欄に空欄が多いと印象も下がる為に、最低でも8割以上を埋める”など基本的な事もあるので、書き始める前に一度「履歴書 書き方」で検索して、ノウハウを学んでおくことをオススメします。

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面接対策も忘れてはいけません!

そして見事履歴書が通ったら、面接に向かうことになります。清潔感や笑顔、声の大きさなど、第一印象的なところを除くと、面接官が返答の中で重要視しているのは“利益につながる人材と判断ができる内容になっているか”ということです。ここが面接官の判断基準であり、利益につながる人材だと思えば採用してくれる確率が高いです。注意しなければいけないのはアルバイトの面接ではなく、柔道整復師として社会人になる為の面接になります。受け答えや尊敬語、謙譲語などの最低限のマナーや接遇も見られることは要注意です。

特によく聞かれる質問に、“自己紹介・自己PRをしてください”“志望動機は?”“学生時代に頑張ったことは?”“就職したらやりたい仕事は?”“これまでに失敗した経験は?”などがあります。具体的なエピソードを交えつつ、自分らしく強みをアピールすることが面接では重要になります。

一生に一度の勝負なので緊張してしまうかと思いますが、それで自分らしさが消えてしまっては元も子もありません。丸暗記になってしまうと一言一句間違えないかに気がいってしまうので、キーワードだけ覚えておいて、あとは相手の方(面接官)に伝えるように話すのと良いでしょう。不思議なもので丸暗記をした言葉は不思議と相手に伝わりません。熱意をもって自分をアピールする事が大切です。

面接の頻出質問に答えるためにしておくことは、やはり自己分析、企業(業界)研究、実際に声を出しての練習です。就職したい企業だけでなく、業界全体の傾向や課題を自分なりに解釈しておくと、面接でもより奥行きのある受け答えができるはずです。

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就職活動に悩んだらWELLジョブへ登録!

一生に一度の大勝負ともいうべき就職活動。ここまで就職活動の“いろは”をお伝えしてきましたが、これを全て一人で調べて練習するのは難しいですよね。「求人をうまく見つけられない」「就職のサポートをしてほしい!」と不安に思っている方は、ぜひWELLジョブに登録を。“柔道整復師”にフォーカスをあてた就職活動をサポートさせてもらいます。

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